伝統的なシチリアパスタ
美味しいパスタ紹介ー!
今日紹介するのは海老のパン粉パスタ!
南イタリアにあるシチリア島の伝統的なパスタだ。
イタリア語ではvermicelli con gamberi e conzaと言うのだけれど、
『vermicelli』はスパゲティよりもちょっと太めのロングパスタ。『gamberi』は海老。『conga』は調味料の意味でシチリアだと特産のアーモンド、カラスミ、パン粉をオリーブオイルで炒ったもの。
という意味だ!
シチリアは地中海性気候の恩恵から野菜や果物の味がギュッとしまって濃く、中でもレモンは格別なんだよな。
瀬戸内レモンってついてる商品は知らないうちに買い物カゴに入れてる俺は、シチリアにもふんだんに憧れを持っている!
シチリアはもちろんレモンだけじゃなくて、海の幸も際立っていて西岸の町トラパニ/Trapaniには活気あふれる魚市場があり、この市場からイタリア全土に海の幸が出荷されている。
トラパニからさらに海を渡り、船で1時間ほどのエカディ諸島の近海は大西洋クロマグロが海遊し、伝統マグロ漁”マッタンツァ”が行われていたんだってさ。
シチリアではマグロを使ったさまざまな一皿が生まれ、今回使うコンツァにもマグロのカラスミが贅沢に使われているんだよ!
イタリア料理はマンマの料理みたいなところもあるからさ、この料理にもマンマの知恵が込められていて、貧しくってチーズもあまり使えなかった時代にその代わりとして余ったパンをチーズに見立てるようにパン粉として利用したんじゃないかって言われているみたいだよ。
こっちも読んでみてね。
海老の出汁がトマトととても良く合わさり、パン粉の食感が楽しませてくれる美味しいパスタだよ。
俺の大好きなYoutubeチャンネル『ファビオ飯』さん参考に作ってみました。みんなチャンネル登録して彼を応援しよう!
レシピ
材料
- スパゲッティ 90g
- 有頭エビ 3尾(剥き海老5尾でも可)
- ミニトマト 4個(又は大トマト1/4カット)
- イタリアンパセリ 2g
- トマトピュレ 70cc
- ブランデー 10cc(白ワインでも可)
- ニンニク 1かけ
- EXオリーブオイル 大さじ2
- ゆで汁 50cc
- 塩、黒コショウ
—コンツァ
- 粗めのパン粉 20g
- アーモンド 20g
- カラスミ 20g(アンチョビでも可)
作り方
- フランパンにEXオリーブオイルとコンツァの材料を加えこんがりするまで炒めておく。
- エビを半割りにして砂袋と背わたをとって塩こしょうしておく。
- フライパンにEXオリーブオイルと潰したニンニクとエビを殻を下から入れ香ばしい香りをたてる。
- ブランデーを加えアルコールを飛ばしトマトピュレ、パセリを加え、塩で茹で汁で調整する。
- 茹で上げたパスタを加え、半割りのミニトマトを加え和え盛り付ける。
- 仕上げにいたイタアンパセリをコンツァをかけ完成です。
最後に
複雑そうに見えるけど、パスタは割と工程自体は少なくて、でもこだわる所はいっぱいあってみたいな男心くすぐる感じが楽しいのでぜひみんなも作ってみてくれ!
ではまた!