やぁみんな、GoooodMenのSukeさんだ。
みんなは色をどんどん混ぜていくと何色になるか知っているか?
正解は白
でもあり黒でもある。
今日はそんな色の世界の不思議ははなし。
加法混色と減法混色
この二つの図を見てくれ。
それぞれ混ざりあった中心の色が違うんだ。
これはそれぞれの図の色が違うからじゃあない。
それぞれがどのように色を表示しているかで変わるんだ。
加法混色
加法混色の図はパソコンやスマホのモニタを思い出してくれ。
こいつらはピクセルごとに自分で光(特定の波長)を放出する。
いうたら光源だ。
赤、青、緑の3原色があり、赤橙黄緑青藍紫すべての色を表現する。
だけど気付いたかい?
赤橙黄緑青藍紫、この中には白も黒もない。
白も黒も3原色をどうのこうのしても出てくる色じゃないんだ。
じゃあ何か?
白や黒というのは明るいとか暗いということなんだ。
緑がめちゃくちゃ明るくなったら白になるし、めちゃくちゃ暗くなったら暗くなる。
加法混色の図の真ん中が白いのは、この部分が3色ちょうど混ざり合い、それぞれのエネルギーが重なって高まりとても明るくなっているからなんだ。
混ぜた結果ではなく、エネルギーを重ねた結果だ。
つまり、白色は独自の波長の光があるわけではない。
高校の物理で習った白色光は全ての色の波長を内包していただろう?
プリズムで分光したらいろんな色が出てくる、あれだ。
まぁもっとわかりやすく言えば、虹だ。
特定の色の光源を重ねると、エネルギーが高まり、白になる
減法混色
次は減法混色だ。
加法混色のイメージは光源だった。自分から光を発していた。
減法混色、こいつは違う。
減法混色は光の反射だ。
俺の目の前にたまたま青いジーパンがある。
ジーパンはなぜ青いのか。
それは青色の波長を反射し、それ以外の波長の光を吸収しているからだ。
つまり、エネルギーを吸収する。
減法混色の真ん中が黒いのは、それぞれで吸収できるスペクトルが足し算され、めちゃくちゃ吸収されているからだ。
この手法の例で1番わかりやすいのはプリンターの印刷だ。
シアン(Cyan)、マゼンタ(Magenta)、イエロー(Yellow)のインクがカラーインクとして発売されている。
ただインクではいまいちこの3つを配合しても光の吸収量を完全には制御できない。
だからインクには黒(Black)が存在する。
まとめ
これまでは誰かからの影響を吸収、反射するばかりの人生だった。
もちろん、それもとても良いことだ。
これからは自分から光を放てるように頑張ろう。
GoooodMenみんなで加法混色して、白色に輝こう。←うまい
注意: 素人の個人的な見解であり、内容には多分に誤りがあります。