若い頃の俺は、投資で一攫千金!ってのを夢見たものだ。
レバレッジを使って、ポジション、タイミングを見計らう。そして、その精度を上げていく。
資金がたくさんあれば少しの値幅でたくさん儲かるのに。と考えたものだ。
しかし、それは幻想だった。
トランプが大統領になる時、俺はFXで400万ほど溶かした。人生は経験!
良い経験だと今なら笑えるが、当時はまじでやばかった。
てことで、今の投資について考えていることを話したい。
投資や資産運用は、儲けるというより、減らさないことだとようやく気づいた。
減らさない=儲けを出す。と考えがちだが、少し違う。
例えば、今の日本は極度の円安なわけだ。
円が売られいる。円の価値が下がっている。
そして、円の価値が下がっているから、身の回りのものの値段が上がっている。よね?
つまり、日本円で全ての資産を持っていると貯金ですごく安全な資産であっても、日本円全体の価値は下落しているのだから、俯瞰的にみると貯金の資産価値は下がっているわけだ。
為替に興味はなくても、1ドル=100円から1ドル=150円になることで円の価値は3分の2になっていることに危機感を感じたい。
まあ、マクロな例え話はこの辺でいいか。
そのリスクを軽減するためにどうするか?が投資の大事なところだと思う。
だから、株を買う。ドルを持つ。ローンを組み不動産を持つ。など分散させるのだ。
決して、これから円がさらに下落するから円を売って儲けよう!という発想ではない。未来のことはわからないのだ。根本的な考え方が違う。
そういうふうに世界経済を見ていると、資産を減らしたくない人がどこにお金を置きたいか?お金持ちが自分の資産のリスクヘッジのためにどうするか?が少しずつ見えてくる。
お金持ちは、投資で儲けるのも一つ大事だが、自分の築いた資産を如何に減らさないかの方がもっと大事だからだ。
そしたら、そこに投資する。資産を預ける。
現在のポートフォリオは、そして考え方は下記の通りだ。
●不動産 ※日本の金利は現状安く、ある程度レバレッジを効かせても大丈夫との認識。しかしながら、日銀の利上げはリスクのため、住宅(投資価値も判断済み)は固定金利、投資用は変動金利だが自身の収入で許容できる範囲。
●貯金 20%※生活のための余剰キャッシュ分
●現金(確定拠出年金)50%※アメリカ株に少しずつ移行予定
●現金 流動性資産の40%(証券口座)
●アメリカ国債 流動性資産の20%※アメリカのリセッション懸念へのリスクヘッジ(リセッションが訪れると国債は上がると想定している。)
●外国債券 長期投資(確定拠出年金) 50%※世界の先進国国債利回りは現状4-6%、現在の利回りは魅力。長期保有。
●日本株 流動性資産ほ10%(個別株短期は決済済み)
●暗号資産 流動性資産の20%※web3進展、DeFi(Decentralized Finance、分散型金融)への変革。ネガティブニュース連発の際に、少しずつ買っていたため、現時点ホールド。今年もしくは来年の利確点の模索。
●コモディティ関連【食物、金属、資源など】 流動性資産の10%
てな感じだ。
そういう視点で、時間を待っていれば意外と利益が積み上がる。
弱小個人投資家は、時間を味方につけるしかない。
いきなり10倍!!ってことは難しい。
前も言ったが、Hiroは、20万利確!ではなく、2万を10回利確で利益を積み上げるイメージに近い。
ウォーレンバフェットのように、元手があるなら長期保有戦略が最も良いのだろう。
エントリーは、前回話をした長期トレンドや短期トレンドを意識してエントリーしている。
そのときに、身の丈にあった利益確定ができること。
含み益は、含み損。含み損は、含み益。
それを続けることが何より大事だと思う。
これこらも、投資については日々考えると思う。
というのも、よく元手がないから投資は無理!と言われるが、全ては利回りの考え方を理解するべきだ。
じゃあ、元手があったらできるのか?いや、おそらくできない。
つまり、1万円から500円(5%)を生み出すことを続ける事が何より大事なのだ。
1億あれば、500万なわけだが、その金額自体に惑わされないこと。
5%で資産を運用できるスキルを身につける。
今のうちに。
投資は、スキルだと思っている。あとは、経験。
今のところね。
少しずつ、勉強して、経験して、経済的自由により会社に依存しないことを目標に進んでいこうと思う。