「なぜこんなにも満たされないのだろうか」と悩むあなたに!とっておきの本を紹介します~反応しない練習~

2022,12 Hei

あなたは悩みやストレスを抱えていませんか?

今日は、反応しない練習~あらゆる悩みが消えていくブッダの超合理的な考え方~を読んだ感想をまとめていきます。

はじめに

はじめに仏教に興味を持ったきっかけは、友達からロジカルに精神を鍛えることができることを教えてもらったことです。

それから仏教の力で悩みを取り除けないかと考えるようになりました。

そんなとき、ベストセラーとなったこの本と出会いました。

この本を読むと、日常的に感じる悩みやストレス(他人との比較、ネガティブな感情、将来への不安)から解放する方法がわかります。

反応しない練習の3つの要点

1反応する前に「まず理解する」

反応せずにまず理解する。

これが「悩みを解決するコツ」であると著者は言います。

言い換えると、悩みを理解することで一歩踏みだすことができる。

あるものはあると理解するだけなのです。

仕事や人間関係の悩みは「心の反応」から生まれます。

・仕事が思い通りにいかない
・過去のことを思い出して、後悔してしまう
・他人の目を気にして不安になる
・人との付き合い方で苦労している
・この先どう生きていけばいいか不安になる

これらに「反応をしない」ことが大切なのです。

反応を作り出している原因は、欲求にあると著者は言います。

人間の欲求には7つあり、

➀生存欲(生きたい)
②睡眠欲(眠りたい)
③食欲(食べたい)
④性欲(交わりたい)
⑤怠惰欲(楽したい)
⑥感楽欲(感覚の快楽を味わいたい)
⑦承認欲(認められたい)

人間はこれら7つの欲求から生まれるものに「反応」することで、喜び、悲しみ、怒こるのだと考えられています。

悩みには必ず原因があり、その原因は何かを考え、「理解」することが初めの一歩なのです。

そして、繰り返し言葉で客観的に「理解」するように努めます。

そうすることで、「反応が静まっていくのだ」と著者は言います。

2良し悪しを「判断」しない

悩みの要因には、「判断しすぎる心」があります。

・どうせ自分なんて
・最悪
・ついてない
・あの人は嫌い、苦手

これらはすべて「判断」です。

こうした「判断」が不満、心配事、憂鬱などの「悩みを生み出す」のだと著者は言います。

なぜ人間は判断するのか

それは判断が気持ちいい、つまり「わかったフリ」は気持ちいいからです。

しかし、判断は頭の中にしか存在しない「妄想」であると著者は言います。

そうした「判断」≒「妄想」から解放されることが大事です。

3他人の目から「自由になる」

「あの人にどう思われているのだろう?」

こうした他人の目を気にしてオドオドしてしまうような経験は誰にもあると思います。

「他人の目が気になる」の正体は、「承認欲」であると著者は言います。

つまり、「承認欲」が作り出す「妄想」なのです。

本書では、この他にも人間が抱えるさまざまな悩みについて語られていますが、

悩みを欲が作り出す「判断」「妄想」であると理解し、

またそれらを取り除く方法についても述べられています。

さいごに

まずは購入して、読んでみてください。

私はこの本に出会って人生観が変わりました。

あなたも仏教の考えを取り入れてストレスや悩みから解放されてみませんか。

参考になるYouTube

反応しない練習はYouTubeでもとりあげられています。

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